有病者の歯科治療と医科歯科連携 

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医療安全

有病者の歯科治療と医科歯科連携
 静岡市で開催された、静岡県保険医協会主催の医科歯科連携研究会に参加してきました。(帰りの新幹線でこの文章を作成しています。)

 講師は、東海大学医学部外科学口腔外科講師の、佐々木剛史先生です。

 講演の内容は、①感染性心内膜炎:IE、②抗凝血療法の歯科外科処置、③ビスフォスフォネート関連顎骨壊死:BRONJでした。

 いずれのテーマも、社会の高齢化に伴い日常歯科臨床で遭遇することの多い疾患です。

 特に、骨粗しょう症の関連する③のBRONJについては、26例の自験例からの示唆に富むレクチャーでした。

 講演後に質問させていただきましたが、適切な歯科医療介入がBRONJの発生リスクを軽減する可能性についての有用性の手応えを感じることができました。

 浜松市で実施予定の医科歯科連携パスの運用に際し、上記疾患に対して安全な歯科診療を提供するために大変参考になりました。

有益なご講演、ありがとうございました。

 日本老年歯科医学会、日本歯周病学会指導医 青山行彦