CDCガイドラインに基づいた感染対策の基礎と実践 

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医療安全

CDCガイドラインに基づいた感染対策の基礎と実践
 静岡県保険医協会主催の医療安全対策研修会が、上記テーマで開催されました。当医院からは、院長の私と歯科衛生士2名が参加しました。
 
 講師は、感染予防・管理コンサルタントの浦野美恵子先生でした。先生は、静岡県西部医療センター在職時に、感染症科の矢野邦夫先生と供に感染管理のプロとしてご活躍され、その後現職に就かれていらっしゃいます。
当院は、2002年に当時在職していた看護師と供に医療センターの感染管理システムを見学させていただき、CDCのガイドラインを参考にして医院マニュアルを作成し、小改定を加えて、現在に至っています。その節にはいろいろとご教示頂きありがとうございました。

 今回は、CDCガイドラインの根底にある、「エビデンスに基づいた感染対策」の考え方や、医療安全の原則である、
「To Err is Human人はだれでも間違える」
「Above all, do no harm まず患者に害を与えることなかれ」
という理念を伝えてくださいました。

 現在、多くの書籍やネットでの情報から、医療安全対策の情報を得ることができますが、その根底にある哲学については、獲得することが容易ではありません。
今回の研修会では、感染管理のプロが直接、その理念を伝えていただきました。当院歯科衛生士にもその点が十分に伝わっていました。

 今後、当院でもこの研修会の内容を参考に、更に院内感染管理・安全管理の向上に努めて参ります。

 日本医師会認定医療安全推進者・院長 青山行彦