気象医学と歯科疾患 

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口腔ケア

気象医学と歯科疾患
この度の集中豪雨で被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
 
「気象医学」とは気象と病気との関係を扱う医学です。
 
この夏、気象の関与が疑われる歯の疾患の重症例を複数経験しました。

1) ムシバを4年間放置して、顎骨炎からの細菌性ショックで救急搬送された方

2) 通院中断し、歯が原因で口腔底蜂窩織炎になり、呼吸困難であわや入院となた方

3)  熱中症で、歯周病から副鼻腔炎を併発した方

 いずれも問診からは、お盆休み前の無理な仕事による疲労に加え、暑さと低気圧接近の影響での免疫機能不調が推察されました.

 季節の変化や気象変化は、身体に負担がかかります。
秋の行楽シーズンです。お出かけ前には、お口のケアを怠りなく。  

                             産業歯科医・労働衛生コンサルタント 青山行彦