上記診療報酬請求につき、8月1日から厚生労働省から認可されました。
この「外来診療環境加算」とは歯科診療に際して、医療安全体制を推進する目的で先の診療報酬制度改正で設定されました。
当院では平成6年の開業当初より、「医療安全はすべてのことより優先する」との方針を採ってきました。AEDや心電計モニターやアンビューバックなどの安全確保などの備品や、2001年には私が第1回の日本医師会医療安全推進者の認定を受けるなどの安全推進努力を継続して参りました。
ただし、「外来診療環境加算」の認定基準には、「口腔外バキューム」という電気掃除機の親分のような装置の必要がありました。正直この装置は院内環境の清潔には寄与しますが、直接医療安全への関連は薄いと考えます。しかし、この度の院内設備投資として、受付用PCを更新しましたのでこのタイミングでの「口腔外バキューム」購入に至りました。
この度、厚生労働省の認可基準はクリア―いたしましたが、それが目的でなく、この認可を通過点にして今後もさらに安全な歯科医療サービスの提供に努力して参ります。
院長・医療安全推進者 青山行彦