東京ドームホテルで開催された、上記セミナーに参加してきました。
SIMPLANTとは、インプラント手術に際して、術前に撮影したCT画像を撮り込んで、コンピューター上でシュミレーションするソフトウエアです。
当院では、約15年前からこのソフトを導入し、安全なインプラント治療計画立案に利用しています。
今回は、このシステムを使用している歯科医師を中心に、全国から500名以上が参加されました。
当院がいつも共同手術でお世話いただいてる、磐田市立総合病院歯科口腔外科部長の藤本先生と小間先生もご参加されていました。
また、私が非常勤で所属する、愛知医科大口腔外科インプラントチームからは、古橋先生が参加してくださいました。
セミナーの内容は、私としては特に目新しいことはありませんでしたが、このシステムはあくまでコンピューター上のシュミレーションですので、
バーチャルな情報の限界を理解したうえで、術野の解剖学的なハザードを理解したうえでの適切な手術が必要かと思います。
特にビギナーの歯科医師は、CTデータをうのみにしない、慎重な周術期管理が必要であることを強調したいと思います。
日本歯周病学会指導医・Academy of Osseointegration Active Member 青山行彦