新潟市で開催されている、表記学会に参加しています。
「良質な超高齢社会をむかえるための歯周病管理」をメインテーマに、
日本歯科大学新潟生命歯学部歯周病学講座の佐藤 教授が大会長を務められての開催です。
昨年の秋季大会は、松本歯科大学の吉成教授が「高齢歯周病学の確立」をテーマに浜松市で開催されました。
日本歯周病学会も、ついに「高齢社会」に向けての方向性を明確に示された感がいたしました。
本学会は大学主導型の学会でしたので、ともすれば基礎研究の演題が多く、一般臨床医や歯科衛生士さんには興味が薄い感は否めませんでした。
吉成教授、佐藤 聡教授の英断で、この様な社会的な方向性を明確に示された事にはエールを送りたいと思います。
また、愛知学院大学歯周病学講座の後輩で、松本歯科大学(歯内)の石原裕一教授が、学会学術賞を受賞されました。
昨日は石原先生とも飲みました。おめでとうございました。
松本歯科大学に出られて、研究環境が変わり大変かと思いますが、
ライフワークともいえるIL-1と歯周病の研究を今後も益々発展させ、国民の健康に寄与してください。
日本歯周病学会・日本老年歯科医学会 指導医 青山行彦