10月15日に、浜松で糖尿病療養指導研修会があり、そのカリキュラムの歯科担当でした。
14時からの講義のため、名古屋からの新幹線の時間があり、JR高島屋の三省堂書店で医学書を物色しておりました。
そんな折に、本書を見つけて、早速購入しました。
著者は、スタンフォード大学 睡眠医学センター 河合 真先生です。
10月13日には、名古屋市立大学での睡眠研究会に参加し、「メラトニン」や「夜間睡眠中の異常行動」などの講演を拝聴したところでした。
タイムリーに本書にアクセスすることができたので、歯科医師としては苦手としていた、睡眠生理やParasomnia について、本書で再確認することができました。
本書のコラムでは、睡眠医学に向いているかどうかは、
①まず「睡眠に興味があること」
②互師互弟の精神を受け入れることができるか
が重要である。
と、述べられています。
②については、大変共感するところです。
睡眠医学に限らず、ほとんどすべての医療分野については、
自分の専門分野以外については、他者から謙虚に学ぶ姿勢が大切だと常々思っています。
日本睡眠学会会員 青山行彦