平成29年度 春季日本歯周病学会2日目その2 

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歯周病

平成29年度 春季日本歯周病学会2日目その2
学会2日目の続きです。
今回は私1人での学会参加でしたので、
歯科衛生士さんのために「歯科衛生士セッション」に参加しました。

多くの歯科衛生士さんが参加されB会場が手狭のため、
サテライト会場で「歯科衛生士シンポジウム」を拝聴しました。

3名の学会認定歯科衛生士さんによる、
「認定歯科衛生士取得に向けてのプレゼンテーション」でした。
「考える歯科衛生士」がキーワードで、「認定を取得するプロセスで考える力が養われる」というコメントは、まさにその通りだと共感しました。

 続く歯科衛生士教育講演は、
「歯科衛生士による糖尿病予防指導の展開」
 徳島大学大学院 口腔機能管理分野教授 松山 美和先生 でした。

 松山先生とは、国立長寿医療研究センターの研究班会議でご一緒させて頂いています。
また、6月の老年歯科医学会の歯科衛生士の教育プログラムに当院の歯科衛生士が参加予定のため、
ご挨拶させていただきました。

 糖尿病予防指導において、歯科衛生士が重要な役割を担うために、
徳島大学と日本歯科衛生士会がジョイントした、「認定歯科衛生士」の養成カリキュラムをご紹介されました。
 このご講演でも、「他職種連携」に対応できる、質の高い歯科衛生士の必要性を述べられておられました。

 当院では、これまでも歯科衛生士による、「糖尿病療養指導士」資格取得や、
「豊橋ハートセンター」での市民向け健康フェアへの参加、遠州病院糖尿病き教室担当、本学会での口演発表等を経験させて参りましたが、「質の高い歯科衛生士の育成」に対して、間違っていなかったと再認識しました。

午後からは「シンポジウムⅡ」「専門医教育講演」「専門医、認定歯科衛生士のポスター発表」に参加し、充実した2日間を過ごして福岡を後にしました。

本学会を運された、九州大学歯周病学の西村英紀教授をはじめ、教室の皆様に感謝します。

日本歯周病学会 指導医 青山行彦