上記学会が2月19日、20日にアクトシティ浜松とオークラアクトシティホテル浜松で開催されました。
本学会総会の会長は名古屋大学大学院医学研究科小児科学教授 小島勢二先生が務められました。
小島先生は、浜松北高校の先輩です。また、私が愛知学院大学歯学部歯周病学大学院に在学中に、先天性好中球減少症の患者さんを担当する機会を得ましたが、当時の担当医が名古屋第1赤十字病院在職中の小島先生でした。私は、担当歯科医として小島先生には多くの医学的知識をご教示頂きました。
そのようなご縁があり、地元浜松開催の本学会に参加して参りました。
移植医療に際して、免疫抑制剤を使用しますが、口腔の慢性感染症や常在菌がその管理上問題になります。私は学位論文のテーマで、メソトレキセート(MTX)による実験的好中球減少症をラットに惹起し、歯周病と関連を病理組織学的に研究しました。そのような関係で、いわゆる免疫抑制下での口腔管理は私の歯科医師としてのライフワークの1つです。
本学会でも複数の施設から、造血細胞移植医療における口腔管理の取り組み事例のご発表があり、興味深く学ぶことができました。そして、移植医療に携わる方々が良好な口腔管理についてご努力いただいていることに大変感銘を受けました。
私も、歯周病を専門とする歯科医師として、この分野にも微力ながら貢献したいと存じます。この地域で、口腔ケアやそのシステム構築でお困りの医療従事者の方がいらっしゃいましたら、お声かけ頂ければ幸いです。
小島先生、素晴らしい学会を地元開催頂き、ありがとうございました。
歯科医師・青山行彦