日本口腔インプラント学会(2) 

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インプラント

日本口腔インプラント学会(2)

上記学会の18日(日)のプログラムに参加してきました。

9時からの一般口演、「チーム医療」の3題を聴講し、
歯科麻酔セミナー「インプラント手術のクオリティー向上を目指した全身管理」に参加しました。

10時30分からは、顎顔面インプラント学会との共済プログラムである、

「抗血栓療法患者のインプラント手術」を聴講しました。

昼休みはラアストラテック主催のランチョンセミナーに参加しました。

午後からの最後のセッションは、
「新素ジルコニアのインプラント治療への応用」を聴講しました。

私が、1991年にUCLAでインプラント研修をした際にお世話になった、トミーこと山下恒彦先生が米国でのジルコニア症例を提示されました。

本邦でも、最近はジルコニアのインプラントフレームやインプラントBrへの応用が報告されてきました。

しかし、山下先生の発表にあったように、いくらCAD/CAMのテクノロジーが進化したとしても、歯科医師側が提供するマスター印象の精度が低くては意味がないこと再認識いたしました。
そして、質問させていただいたように、治療計画の立案段階から、歯科技工士さんとの綿密な連携がなければ、このような素晴らしい技術も、その真価が発揮できないと感じました。

 新しい技術を導入するためには、今まで以上に我々の治療への取り組む姿勢を向上しないといけないことを再認識しました。


ロスの山下氏の会社も、発展的に移転されたとのことで、何よりです。相変わらず日米でご多忙なご様子ですが、健康にご留意してください。

今回は、インプラントへの知識の整理と、旧知の先生がたにもお会いすることができた2日間でした。
名古屋での盛大な学会を運営してくださった先生方やスタッフ、企業関係者各位に感謝いたします。

院長・AO正会員 青山行彦