7月3日に開催された、聖隷浜松病院 脳神経外科部長の、田中 篤太郎先生による、
「脳卒中、最近の治療の実際と口腔内細菌のリスクファクターの話題」を拝聴しました。
内容は、「脳卒中治療ガイドライン2009」の実際の臨床上の留意点や、エビデンスなどをわかりやすく解説していただきました。
一般開業医の立場で、内科的にはどの程度の血圧や脂質管理が必要かというポイントを専門医の立場でコメントしていただき、歯科医師の立場でも参考になりました。
また、昨年秋に出された、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版での論文の解説もしていただきました。
この内容は、歯科領域で大変注目された研究でしたので、質問もさせていただきました。
論文名は、The collagen-binding protein of Streptococcus mutans is involved in haemorrhagic stoke です。歯科関係者は、お読みになるといいと思います。研究デザインも素晴らしいです。
院長・医療安全管理者 青山行彦