第56回 日本歯周病学会 

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歯周病

第56回 日本歯周病学会

先週東京で開催された、上記学会参加してきました。

 

土曜日の認定医・専門医教育講演では、「超高齢社会に向けての歯周病治療」のテーマで、松本歯科大学歯科保存学第1講座の吉成伸夫教授が講演されました。

講演内容は、長野県が実施してきた健康寿命を延ばす取り組みの紹介や、その成功要因としての「高齢者の社会参画」の重要性と歯の大切さ」についての関連について述べられました。豊富な臨床例と、クリアなエビデンスを示された、解りやすいプレゼンでした。

 

シンポジウム2では「歯周病を通じてインプラント周囲炎をとらえる」をテーマに、この分野のエキスパートの4名の先生方の講演を拝聴し、大変参考になりました。
 インプラント周囲炎については、潜在的なインプラントリスクとして今後重要なテーマになりますので、歯周病専門医の役割は重要でしょう。本学会としても、「インプラント周囲炎」についてのガイドラインの作成が急務だと考えます。

 

今回の学会を運営いただきました、昭和大学歯周病学講座 山本松男教授、並びに教室員各位に感謝に感謝申し上げます。

 

日本歯周病学会指導医 青山行彦