上記学会の2日目は、インプラントの安全に対するシンポジウムでした。
参加者の2/3がインプラント未経験者という事情もあり、シンポジウムの内容のレベルが低く、少しがっかりしました。
大学でのインプラント治療の講義と、弁護士の先生による法的講義でしたが、肝心の日常臨床でのインプラントの安全に対する議論が浅かったのが残念でした。
インプラント治療の安全性の担保は、国民に対する歯科界の緊急の責務だと思います。
当院としては、この社会的責任を認識したうえで、今後も歯科臨床に携わって行く所存です。
日本歯周病学会指導医 青山行彦