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当日は、１１時から国立長寿医療センターでの会議だったので、録画してあとから観ました。
金属アレルギーの原因として、①ピアスなどの装飾品、②食品に含まれる金属（豆類のNiなど）、
そして③歯科治療に用いられる金属 が取り上げられていました。
当院でも、過去に浜松医大の歯科口腔外科から紹介された患者さんで、難治性の口内炎に対して、
口内に金属修復物を安定な素材に置換することによって、口内炎が治癒した経験があります。
また、近在の総合病院皮膚科から、歯科疾患が関与すると思われる皮膚症状に対しての、コンサルテーションを依頼されることも経験しました。
原因不明の皮膚症状にお悩みの方は、皮膚科もしくは、歯科口腔外科を受診されることをおすすめします。
なお、２０１１年１１月号のVisual Dermatologyでは、「最新・歯科と連携して治す皮膚疾患」が、特集されていますので、興味のある医療関係者の方は、ぜひお読みになるといいと思います。
院長・日本歯周病学会指導医 青山行彦
