新潟で開催された、上記学会に参加してきました。
私事ですが、昨年12月の理事会審査で、本学会の認定医、指導医の認定を受けました。
今回の学会テーマは「地域で支える高齢者の口腔機能」で、新潟大学包括歯科補綴学分野の野村修一教授が大会長を務められました。
金曜日のシンポジウム2では、「医科総合病院での問題を探る」をテーマに、歯科を設置していない総合病院での歯科口腔ケアをいかに提供するのかというテーマで討論が行われました。
土曜日朝の一般口演に続き、新潟大学医学部大学院予防医療学分野教授の岡田雅彦教授による特別講演「高齢者に必要な検査とデータ判読のポイント:大規模調査のデータより」では、大規模調査で得られた、科学的根拠をもとに、高齢者の診療で注意すべき全身疾患とそれらを判定するための検査について大変クリアーに説明いただきました。
この講演の要旨は早速当院のスタッフに周知し、臨床に役立てる事ができました。
院長 青山行彦